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◆子どもの体力低下と二極化の問題 

右のグラフ図は、スポーツ庁が公表した小学5年生の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」結果によるものですが、新型コロナ禍の影響がなかなか回復していないのが明らかとなっています。子どもの体力は、昭和60年代をピークでした。しかし、その後に長らく低下を続け、その危機感からさまざまな取組みにより回復の兆しが見られ始めた中での新型コロナ禍だったのです。子どもの体力低下の要因はいくつか考えられますが、大きな要因は日常の運動機会の減少です。TVゲーム、塾通い、子ども対象の凶悪犯罪、遊び場の減少、ボール遊びのできない公園、保護者の多忙、スマートフォンの普及等々、子どもを取り巻く社会が大きく変化する中で外遊びや運動する機会が減っていったのです。

体力合計点の経年変化.jpg

図1.令和6年度 全国体力・運動能力、運動習慣等

         調査報告書より(スポーツ庁)

さらに運動・スポーツをする子どもとしない子どもの二極化といった問題も顕在化してきています。子どもたちの運動不足による体力低下は、肥満、生活習慣病や思いがけないけがの増加に加え、近年では子どものロコモティブシンドローム(運動器機能不全)や視力の低下など、子どもの心身の発達に深刻な影響を及ぼしており、その対策を講じることは喫緊の課題といえるでしょう。

◆桃スポキッズとは 

桃スポキッズとは、“スポーツキッズ・プログラム”“キッズダンス”“キッズテニス”の子どもを対象としたスポーツ教室、ファミリースポーツ・フェスタスポーツやキャンプのイベント等の活動の総称です。“スポーツ好きの子どもの育成と体力の向上”をスローガンに、さまざまな運動・スポーツ活動を通して子どもの心身の健全な発育発達を支援し、元気でたくましい“桃スポキッズ”の育成を図ることとしています。

桃スポキッズの活動方針 

◇ スローガン

 “スポーツ好きの子どもの育成と体力向上”
 

◇ 3つの約束

・ 桃スポキッズは、大きな声であいさつをします!
・ 桃スポキッズは、約束やルールを守り、みんなを大切にします!
・ 桃スポキッズは、いつも一生懸命、むずかしいことにもチャレンジします!

◆スポーツキッズ・プログラム(SKIP)

SKIP年間計画

神経系の発達が著しいゴールデンエイジ(5~12歳)と呼ばれる幼少期には外遊びや多様な運動・スポーツをすることが大切です。「桃スポキッズ」の中核的な位置づけにあるスポーツキッズ・プログラムは “ちょっとしんどい、ちょっとむずかしい、でもめっちゃ楽しい!”をモットーに、さまざまな運動・スポーツに親しむ総合運動プログラムです。
年間計画に示すように、園児クラス(年中、年長)、児童低学年クラス、(小1、小2)、児童中高学年クラス(小3~小6)、リズムダンス、ストレッチ、忍者サーキット、運動遊びとシーズンスポーツ(多種目のスポーツ)を行っています。「体育は少し苦手」「身体を動かすことは好きだけど野球やサッカーはちょっと」「まだどのスポーツがいいか分からない」等の理由でスポーツ参加に躊躇している子どもたちに最適なプログラムを展開しています。

 

お問い合わせ先

桃山学院大学スポーツアカデミー

E-Mail:momospo@andrew.ac.jp

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